コラム記事
どこで選ぶ?失敗しないベッドの選び方
ぐっすり眠れない、起きると体中が痛い、眠っても疲れが取れないなど、睡眠に関する悩みを抱えている人は多いのではないでしょうか。悩みの原因は、もしかするとベッドにあるのかもしれません。
今回は、ベッドを選ぶ際に特に抑えておかなければならないポイントを紹介します。
キーワードは「寝返り」
ベッドで重要なのは「適度な寝返り」です。これを促進してくれるベッド・マットレスは寝返りをすることにより血液の循環を行うことで、体内の血液循環が適切に行うことが出来切ると言われています。
体圧分散とは?
体圧とは、寝ている時に体にかかる圧力のことです。
体圧はベッドに接している首や肩、腰などの出っ張った部分に集中してかかります。このような体圧の集中する場所は、寝ている間に血管が圧迫されてしびれや痛み、違和感などを引き起こしやすくなります。
だからと言って体圧分散をしてあげれば良い訳ではありません。体圧分散を優先させ過ぎて身体がホールドされる状態になってしまっては身動きが取れなくなったり、そこから抜け出すのに睡眠時に余計な体力を使ってしまう事にもなりかねません。
そのため、ある程度の身動きが取れて、定期的に寝返りをしてあげることにより、体圧を分散させて血流をスムーズにさせてあげることが大切です。
ベッドを選ぶときの基準
ベッドを選ぶときは、体圧分散がしっかりされているものを選ぶことが重要です。
次にどのようなベッドが体圧分散に優れているのかを紹介します。
1.体にあったものを選ぶ
寝ている間、同じ体勢を続けているとそこに圧力が集中するので、人間は寝返りを打って体圧を分散させようとします。適度な硬さでしっかりと支えてくれえるものが理想です。
2.背骨のS字カーブを維持するものを選ぶ
人間の背骨は横から見ると「S字」を描いています。これは体に最も負担の少ない姿勢で、寝ているときもこのS字を維持するような体勢を取ることが重要です。
ベッドが固すぎると背骨のS字を維持することができませんし、逆に柔らかすぎると沈みすぎてS字の隙間が大きくなってしまいます。
適度な固さを持ったマットレスを選ぶことが大切です。ラテックスはゴムの樹液を発砲して枕・マットレスの形状にお作りしてます。ゴムの特徴は何とっても高反発力です。高反発の力で支えてくれるのに固くない新しい素材です。
3適度な弾力性のものを選ぶ
寝ている時に、人間の体で体圧がかかりやすいのは、頭、胸、腰、足です。
柔らかいベッドに寝ると、体圧の集中するところが沈み不自然な姿勢になってしまいます。逆に固すぎるベッドだと体圧で血管が圧迫されて体がしびれてしまいます。
理想的なのは、自分の体にあった硬さのベッドを見極めること。最近では体の特定の個所に負担がかからないよう計算されたベッドも販売されています。高反発素材のもので身体をしっかり支えてくれて沈む込まないベッドが理想です。
まとめ
ベッドは良質な睡眠をとる上で欠かせない重要な寝具です。
首や肩の慢性的な痛みに悩む人は、一度ベッドを見直してみてはいかがでしょうか?
ベッドを変えるだけで、今までよりずっと質の高い眠りを得ることができるかもしれませんよ。